
色々な利点のある使い捨てコンタクトレンズにも、それなりの弱点はあります。
従来のハードコンタクトレンズ、その後登場したソフトコンタクトレンズ、さらには近年利用者の増えてきた使い捨てコンタクトレンズといった具合に、コンタクトレンズは利用者のニーズに応えられるよう、研究者によってその素材などについても、研究とテストが繰り返されてきました。それは結果的に、より人間の体に優しいコンタクトレンズの素材を生み出し、私たちがより安心して、より気軽にコンタクトレンズを利用できる状況を、作り出してきたといえます。
コンタクトレンズのように、直接眼球にレンズをのせる場合、目にとって最も重要な要素って何でしょう?それは酸素が十分に届けられることです。これが酸素不足の状態になると、コンタクトレンズを装用している目はたちまち充血し、目のトラブルを引き起こしやすくなります。そしてコンタクトレンズの素材研究では、この点を改善する為の研究が重ねられてきたのです。
最近ソフトコンタクトレンズの素材として、注目されているもののひとつに「シリコーンハイドロゲル」というのがあります。これは従来使われていた素材にくらべて、600パーセントも酸素透過率が高くなったのです。それによりコンタクトレンズ装用時の目の充血も少なくなります。そしてこの素材は近年、日本においても実用化されつつあります。
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